さて、法科大学院ですが、学部で法律を専攻していなくても受験できること、皆さんご存知でしょうか?
私は知りませんでした。。
法科大学院とは、司法制度改革により2004年に創設されたいわゆるロースクールのことで、法学既修者は2年で卒業、法学未就者でも3年で卒業でき、司法試験の受験資格を得ることができるというものです。
私は法学未修者の社会人特別入試と一般入試の2つに出願しました。
社会人枠は口頭試問、一般は小論文でしたが、実際に受けたのは口頭試問だけでしたので、今回はその当日の様子を書こうと思います。
どこの大学も口頭試問というのはこのような感じかと思いますので、参考にしていただければ幸いです。
簡単に言うと口頭試問とは、文章を読んで、試験官の問いに口頭で答える試験です。
試験時間は25分、内読む時間が7分で、文章量はA4用紙2.5枚分程度でした。
細かい読解を聞かれますが、メモをとってもよく、回答時間は充分あるという感じでした。
ここからは私の反省点というか、かなり主観の入った体験談になります。
まず、緊張もあってか、そもそも文章が落ち着いて読めませんでした。。
さっと一読してからメモにまとめようと思ったのですが、一読で終わってしまい、これなら最初からメモを取りながら読めば良かったと思いました。
また、口頭という性質上、発言は取り消せませんから、間違えないようにかなり慎重に発言した結果、少し時間をかけ過ぎたような気がしています。
結果的に合格したので及第点ではあるのでしょうが、最初に「ゆっくり考えて答えてください」と言ってくれた試験官が、何度か「もう一度言いましょうか?」と言っていたので大長考だったのだと思います。
ゆっくり考えていいのだけれど、全体の制限時間はある訳です。
しかも全部で何問あるかは示されていない。。
もし時間をかけ過ぎて最終問題まで到達していなければ、大問1つ落とすのと同様の失点だろうということに、すべて終わってから気付きました。
焦らず落ち着いて、と同時に時間の意識も大事だなと思いました。
いやぁ、看護師の強メンタルを発揮するときと思って挑みましたが、緊張はするものですね(笑)。
私はできるだけリラックスして受けようと、待機時間もインスタを見ていましたが、他の受験生は何やら本やノートを見ている人が多かったですね。
受験生同士で話している人もいて、同じ予備校とかかなぁと思って見ていました。
あと、服装に決まりはありませんが、皆さんスーツでした。
髪も皆さん黒で、なんなら先生方も事務方の人たちも明るい髪色の人はいなかったので、法曹ってそういうものなのかも…?
年齢制限もありませんが、若い人が多そうな印象でしたね。
以上、法科大学院入試の体験談でした。
これから受験を考えている方のお役に立てれば幸いです(^^)
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