今年は月1冊、仕事と関係のない本を読むことを一つの目標にしています(^^)
3月は「世界の哲学者に人生相談」を読みました。
挿絵がかわいい。。
NHKでやっていた番組を書籍化したものだそうで、高田純次さんと哲学者の小川仁志さんがゲストを迎え、番組に寄せられる悩みを哲学で解決するという1冊です。
悩みの内容は「好きな人ができない」「人の目が気になる」のような多くの人が共感しそうなものから、「孤独を抜け出るには」「死が怖い」といったヘビーなものまで様々。
それに対し哲学者とその考えを紹介し、ゲストと共に解決に向けて思考していくという、なかなか実験的なことをしていますよね。
実はこの本、夫からのクリスマスプレゼントの1つで、私が自分では手に取らないだろうなというものでした。
しかし読んでみると、これが結構おもしろい!
私は哲学を学んだことがないので、哲学者の考えに触れることができる軽い読み物という感じで楽しく読み進めることができました。
今悩みがある方にとってはもちろん、悩みがない方でも、人生をより豊かにするためのヒントになる1冊ではないかと思います。
以下は私が考えたことを書き留めておきます。。
人生には様々な苦悩があるかと思いますが、自分の在り方一つ、思考一つで、解決へと向かうことができるのかもしれません。
インターネットで何でもすぐに検索でき、SNSで誰かが応えてくれるこの時代だからこそ、大切なことは自分の中から答えを見つけられるようになりたいなと思いました。
また、中には、この考え方は感覚や経験から知っているよというものもありました。
ただ、哲学者と私の間で大きく違うのは、その思考の過程や結果を言語化できているかどうかという点だと思います。
これからはもっと思考を言語化することを大事にして、何かひっかかることが起きたときには記録していくことを課題としていきたいです。
今回お気に入りの哲学者となったサルトルとラッセルは、著作を今後読む本のリストに加えようと思います。
コメントを残す